時間を産み出すタイムマネジメント

新規事業の立ち上げや新しいことへの取り組み、働きながらの試験勉強など時間が足りないと思う事が多くないですか?

 

なぜ時間がたりないのか?

時間が足りなくなる原因のひとつとして、仕事を与えられる、その仕事に対して「もっと良くしたい」や「認めて欲しい」と考え、予定期限ギリギリまでやりこんでいることが挙げられると思います。

良い仕事をしようと思う事、それ自体は良いことなのですが、仕事を与えた人が求める水準をしっかり把握するようにしていますか?

もしかすると、無意識(クセや思い込み)で相手が求めている以上、言い換えると『過剰品質』を自分で作りだしてしまい、必要以上の時間を割いている可能性があります。

十分なレベルのものを短時間で作れる人でも、自ら作り出した過剰品質のせいで時間が足りない状況を自ら作り出してことが結構あります。

では、過剰品質を避けるためにはどうしたらいいのでしょうか?

言語化する

「言語化」ことを意識してください。

言語化するとは、頭でイメージを膨らませてそのまま仕事に取り組むのではなく、まず文字に起こすや言葉にだすなどして、相手に自分の考えているアウトプットを伝えるということです。

上司の指示、取引先の依頼を自分の耳で聞いただけで終わらず、直ぐに相手に「ここまでの品質で提出したた良いでしょうか?」と聞いてみましょう。

言語化することで、相手も伝え方の間違いに気づいたり、自分も求めている内容が本当は分かっていなかったことに気づく事ができます。

でも、「仕事の依頼を受けて直ぐにはアウトプットがイメージできない!」という方もいるとおもいます。

そういった方は、「その仕事の必要不可欠」を1つ考えてみてください。

必要の評価

必要不可欠とはなんでしょうか?

必要不可欠とは「それが欠けると成り立たない」ものだと考えると良いかと思います。

「目的の達成のために必要なもの」とは「それが欠けると目標の達成が出来なくなるもの」と同じことだといえます。

仕事を受け取る相手の感情や必要な情報に着眼せずに、自分の想いや自分が伝えたいことだけを詰め込んだ仕事は自己満足として相手に伝わり、結局時間をかけたのに成果が伴わない結果となります。

必要なモノを最初にしっかり考えることで、短時間で作成した資料でもしっかり結果を残すことができるようになります。

まとめ

①まずはアウトプット(出口)をしっかり考えたうえで、それに必要な時間を見積もる。

②そのために「成果を残すために必要なレベル」を想定し、それから「さらに成果を上げるためのプラスアルファ」を積み上げる。

この2点を意識して仕事や勉強に取り組むだけで、今より時間を産み出すことができ、あたらしいことへのチャレンジが出来ます。

自分の仕事のどこかにあるムダを探して、1分2分と時間を作り出してみましょう!