ネット集客マーケティングと行動心理学の関係

2017年9月20日

インターネットを利用した集客をする時に忘れてはいけないのが、「画面の向こうにいる見込み客」です。

どうしてもコンテンツや記事を作成しているときはパソコン画面に向かっているので、その向こうにいる見込み客の存在を忘れがちになりますね。

ちょっと考えてください、
そのコンテンツ、その記事は誰に向かって届けたいのですか?

その商品は誰に購入してほしいのですか?
そして、そこにいる見込み客にどういった行動を取って欲しいですか?

あなたの商品が具体的なモノや目に見えないサービスということに関わらず、そこには見込み客の行動があるということを意識しましょう。

ネット集客マーケティングで使える行動心理学

ザイオンス効果

ザイオンス効果とは、同じ人や物に接する回数が増えるほど、その対象に対して好印象を持つようになる効果のことです。
インターネット上では実際に見込み客と顔を合わせることはできませんが、あなたの顔写真や飾らない声を載せることはできます。
商品についてアピールしながらパーソナルな部分も見せていくと、その記事を見た見込み客はあなたに会ったような錯覚に陥ります。
そして、このような記事を短期間に見込客に届ける。
メルマガを活用しても良いですし、リマーケティング広告を利用するもの良いと思います。
実際に来店してもらった時には「昔からの顔なじみ」になっているようなイメージを作っていきましょう。

吊橋効果

吊橋効果とは、危険を共にした人たちが連帯感を持ち、お互いに好印象を持つようになる効果のことです。
インターネットで検索する目的は『わたしの問題を解決してほしい』ですよね。
もし訪問したサイトのお客様体験談やお客様の声の中に見込み客と同じ悩みを持った方の解決例があったらどうですか!?
インターネット上で同じ悩みを持つ人達があなたのサイトを通じて連帯感を持ち、「あの人の悩みが解決された〇〇の店なら私も行ってみよう!」と思ってもらえるはずです。

返報性の原理

返報性の原理とは、他の人から何かをもらったり良くしてもらうと、何かのお礼をしてあげたいという気持ちになるという効果のことです。
身近で考えると、近所の小学生の子供達が「おはよう!」と言ってくれたらこちらも「おはよう!!」と良いたくなりますよね。
スーパーの試食も同じことですね。
ネット集客に置き換えると、サンプルや無料の情報コンテンツなどを見込み客に提供するということです。
使って効果のあるサンプルや価値のある情報であることは当然ですが、何度も何度もプレゼントしてみましょう。
そうするうちに、見込み客の方から「何かしてあげたい」と思う様になり行動を起こしてくれます。

まとめ

ザイオンス効果・吊橋効果・返報性の原理の組み合わせとして、記事の中に常にお客様の声を入れ、メルマガ登録をしてくれた会員に届ける。次の記事には別の悩みを解決したお客様の声を載せる。
あなたのサービスから外れないでくださいね。
どんどん情報を届けながら、特別なサンプルやコンテンツを希望する会員に届ける。
このサイクルを続けることでファンが増え、見込み客が馴染み客になってくれます。

今回紹介した3つの行動心理学以外にもネット集客マーケティングに活用できるものはまだまだあります。
画面の向こうの見込み客の存在を忘れず、マーケティングを行っていきましょう!